宅地建物取引士免許

いつもお世話になっております。
ハウスプロテクトの池本です。
今週は台風の影響もあり雨の日が続きましたね。
やっと晴れたかと思えば、今度は台風22号が接近中との事です。
早めの備えをお願い致します。

さて今回は私事ではございますが今週やっと宅地建物取引士免許が交付されることになりました。手続きに、申請に、と中々時間が掛かりました。
こんなタイミングですので今回は国家資格の宅地建物取引士、試験について少しお話したいと思います。

宅地建物取引士とは購入者等の利益の保護及び円滑な流通、公正かつ誠実に法に定める事務を行う、不動産取引法務の専門家です。

受験申込み者数は毎年20万人を超えており人気の国家資格になっております。理由としては需要が高いこと、不動産業界や金融関係に限らず、企業からも基本的な法律知識が身に付いているとゆう評価を得たり個人として自立しているとゆう判断から就職、転職に有利な点が人気のようです。

合格率は15前後となっており、合格点は毎年15前後に収まる点数が合格点となります。


受験する年によって問題レベルや難易度が多少異なりますので公平な判断をするためにも毎年上位の15%に入る事が合格の条件になるようですね。

過去の例から言いますと50問中36点以上(割合にして72%以上)あればほぼ合格圏内にいるようです。
勉強時間の目安はだいたい300時間と言われていて1日2時間計算で150日、やらない日も考えると6ヶ月ぐらいということになります。

私の場合は1日に何時間も勉強するっていうスタイルが合わないと思いましたので1日最低一時間以上は勉強する、という短期集中で、その代わりやらない日を作らない、ということを心がけました。

私の受けていた通信講座の先生のお言葉で印象に残っていたのが「1日休むことは現状維持ではなく退化です。」という言葉です。深いです。。。笑

そんなこんなで約半年間勉強してなんとか合格ラインに乗ってるかな?と思える状態で試験に臨みました。試験会場の雰囲気は異様で飲み込まれそうにもなりましたが実力を出せないと勉強してきた意味もないですから焦らず平常心を装って「無」になることを心掛けた事を今では懐かしく思います。笑

試験終了後はすぐに色んな学校、通信講座の先生達が問題を解いてくれて試験問題の解答がネットに出回ります。そして各自がそれを参考に自己採点していきます。

合格発表までは1ヶ月以上掛かりますがその間に問題の難易度や各学校の生徒の正解率などを元に学校別合格ライン予想の一覧がネットに出ます。そしてその合格ライン上にいる人達は1ヶ月間ドッキドキが止まらないんです。笑

ちなみに私が受験した去年の合格ライン予想の一覧です。(結果35点が合格点でした)


私は自己採点上37でしたので合格ライン上の方たちよりは比較的穏やかに過ごせた気がします。

合格発表後、合格者は宅建士合格者と位置付けられ、資格登録をすると宅建士資格者、宅建士証の交付を受けると晴れて宅建士となります。


人気も需要も高く国家試験の中では比較的取りやすい資格とも言われてますし受験資格がない分、主婦の方や学生さんまで幅広く受験されているようですのでぜひ皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?